「新しいNISA×未来プロデュース HOP編(2023/12/18)」に参加してきました~その1~

皆様、こんにちは。にこいちです。

 

一昨日、金融庁主催のイベント「新しいNISA×未来プロデュース HOP編」に参加してきましたので、報告を書きます。

日時:2023年12月18日(月)19:00~20:15

場所:一ツ橋ホール(最寄り駅は神保町、竹橋、九段下)

司会:蛍原徹(MC)、松井愛莉(アシスタント)

ゲスト:浦野秀太(OWV、芸人)、本田康祐(OWV、芸人)、こがけん(芸人)、しゅんしゅんクリニックP(医師兼芸人)、武藤十夢(タレント)、森重真人(プロサッカー選手)、北村草太(USIC、学生投資家団体代表)、川口由美(日本証券業協会、金融・証券インストラクター)

 

1.イベント前の様子

ビル1階で、メールにて指示されたグループごとに分かれ、係の人が番号を読み上げる順に列に並ぶ。会場の3階まで階段を登る。席は自由。若い芸人さん人気か、前方からきちんとうまっていく。若い女性(20~30代)が多い。FPたびびとさん曰く「今日はいい匂いがする…(嬉)」

 

2.イベント開始時の様子

(1)導入部

・定刻にイベント開始。蛍原氏の「どーもー」という呼びかけで始まる。

・席の入りは9割ぐらい。(直前で来れなくなった人がいたのかな?)

・司会の二人が台本を読みながら進行していく。

・「この中でNISAをもうやっている人はどれくらいいるのか?」との質問には1割程度がおそるおそる手を上げる。

・このイベントはYoutubeで同時配信している旨、また後程、アーカイブ配信もなされる旨のアナウンスあり。

・つみたてワニーサのキャラクターの説明や、フォロー&リポストでワニーサグッズが当たる旨のキャンペーンがあるとの宣伝あり。

・ここでゲストの登場

こがけん「家の玄関にある魔除け的なヤツ…」蛍原から「シーサー?!」とツッコミあり。こがけんは「番組をきっかけに投資を始めてNISAを知った」とのこと。

・浦野「動物で走るのが早いヤツ…」蛍原「それはチーター!」

・浦野「投資はなかなか一歩が踏み出せない」

・本田「同じ」

・蛍原「一緒に学んでいきましょう!」

 

(2)テーマ「新しいNISAの魅力を語る」

しゅんP「つみたてNISAで毎月3万3333円積み立てている。弟に比べてしっかりしないと…。」他から「それはにいさん!」とツッコミあり。「つみたてNISAは2年3か月やっている。初めての人でも気軽にできる。」

武藤「FP2級技能士を取った。資産形成は自分で勉強しなければならないと思ったから。」

森重「少しずつ勉強しながら始めるのがいいかな。」

北村「USICというのは学生投資連合。皆で投資の勉強やコンテストをやっている。」

川口「今日は皆さんに正しい知識を広めに来た。」

 

3.本編

(1)質問「NISAって何?」

OWV「…何も分からない。だから何も答えられない。」

本田「初心者代表として来ている。」

浦野「本田よりはよく知っている!(胸を張る)お金がかかわるもの。貯金よりは儲かる可能性がある。」

こが「吉本の芸人が集まって歌う…『明日があるさ』!」(NISAにひっかけた冗談)「NISAとは税金分が免除される、初心者にやさしい制度」

川口(図を見せながら)「NISAとは、株や投信で儲けたとき、配当金/分配金や売却益に税金がかからない制度。2023年までのNISAには、つみたてNISAと一般NISAがあった。(対比表を見せながら説明)いずれも対象年齢は18歳以上であり、その年の1月1日に18歳でないと申し込みができない。これは新NISAでも一緒。」「2024年以降のNISAはつみたて投資枠と成長投資枠ができる。前者がつみたてNISA、後者が一般NISAを引き継いだ内容となっているが、非課税保有期間は無期限になり、制度も恒久化された。ここが画期的!投資枠はつみたて枠が120万円/年、成長投資枠が240万円/年。非課税保有限度額は1800万円(但し、成長投資枠のみだと1200万円)。」

武藤「改正が画期的。一般NISAのロールオーバーがいらなくなるのが嬉しい。また、枠の復活が嬉しい。」

森重「枠が増えたのが嬉しい。」

北村「つみたて枠と成長枠が併用できる、選択できるのが嬉しい。」

こが「無期限でよかった」

OWV(真似して)「無期限でよかった!」

こが「一般NISAはもともと5年間しか保有できない。その間しかできないものだった。それをいったんやり直すというロールオーバーの手続きがなくなった。」

 

(2)「NISAに関するトークセッション」

しゅんP「自分はなかなか貯金ができない性格だった。NISAだと取り出すハードルが高い。将来に備えて安心感を得たいと、貯金感覚で始めた。」

武藤「親がずっと投資をやっていた。親に『お前もやってみろ!』と言われたけど、やり方が分からなかった。仕事で投資を始めたのをきっかけに、学生のときから7年間やっている。」

森重「もともと自分で興味を持って勉強を始めたが、途中から投資家と知り合い、NISAを勧められたり、四季報を読んだりしたが、四季報は3頁で挫折した。」

北村「祖父が税理士で株式投資をやっていた。それを見習って、自分も大学に入ってから始めた。」

 

(3)「プランを考えよう」

しゅんP「やみくもにやるんじゃなくて、ライフプラン、マネープランを作ってからのほうがよい。自分は3年前に結婚した。子どもが塾に行きたい、習い事をしたいと言ったときにさせてあげたいと思って始めた。また、今40歳だが60歳になったときに世界一周旅行をしたい。」

武藤「FPをとったときに自分のマネープランを見直した。たとえば、犬を初めて買ったときに入ったペット用の保険にずっと入っていたが、試験に合格したあと見直してみたら、ペット保険のほうが自分の保険よりも高いことが分かった。なので、ペット保険は安いのに乗り換えた。」

森重「プロのスポーツ選手は20代で大きな金額が懐に入ることが多い。早く始めて時間を味方につけたいと思った。」

蛍原「他のサッカー選手で投資を始めている人ってどれくらいいる?」

森重「サッカー選手では投資をやっていない人が多い。」

北村「学生なので、まだはっきりとしたプランはない。ただ老後に悠々自適の海外生活をしたい。」

こが「銀行の手数料が高い。20回引出をすると利息がなくなるので、投資でそれを補いたい。」

OWV「プランって何?プランを決めたら毎月お金が引き落とされるの?金額をいったん決めたら変えられないの?」

川口「今まで話していたのはライフプラン。一生にどういうお金が必要かという話。」

OWV「世界一周旅行がいい。(「船じゃないの?」というツッコミに対し)船じゃなくて飛行機がいい。」

蛍原「資産形成というとどういうイメージ?」

OWV「人生にかかるお金を計算して、家を買ったり、資産を買ったり。」

川口「たしかに、投資には不動産投資や投資信託などいろいろある。」

こが「高級時計を買うのも同じ?」

川口「間違ってはいない。皆さん、お金と切り離せない生活をしている。資産運用とは、貯金・預金と投資に分けられる。資産形成は『お金がないとできない』『勉強しないとできない』と思っている人が多い。」

こがけん&OWV「ええ?!ちがうの?!」

川口「資産形成の方法には、預貯金、債券、投資信託などがあり、投資信託は小さいお金でスタートできる。つみたてなら100円から投資できる。NISAで株式、投信なら税金がかからないのでお得。敷居の高いものではない。」

こが「(いい話のように思えるけど)騙されるのではないか?」

川口「しっかりと自分で理解して始めることが大切。」

 

※長くなったので今日はここまで。明日続きを書きます。