「新しいNISA×未来プロデュース HOP編(2023/12/18)」に参加してきました~その2~
皆様、こんにちは。にこいちです。昨日の続きを書きます。
3.本編
(4)「NISAを始めてみよう」
川口:NISAには2つある。1つはつみたてNISA(来年からはつみたて投資枠)。もう1つは一般NISA(来年からは成長投資枠)。つみたて投資枠のほうが始めやすい。たとえば毎月1万円ずつ投資していくと、値段が高いときには数量が少なく、低いときには数量が多く買えて、平均単価が下げられる。また、つみたて投資枠の商品は長期のつみたてに適した一定の条件を満たした投信だけが選ばれている。世の中に投資信託は6000本位あり、その中から選ぶのは初心者には特に大変。しかし、つみたてNISAは272本(直近で登録されているもの)であり、選びやすい。金融機関によっては、もっと商品が絞り込まれている。
しゅんP:自分がつみたてNISAを始めたのは、商品が絞られているから。今の現段階だとプラスになっている。来年からは月5万円積み立てるつもり。シミュレーションすると利回り5%位。
質問:だとすると、しゅんPさんが60歳になる20年後にはいくらくらいになっているか、シミュレーションしてみて!
本田:60万かける20年ということは1200万円?
浦野:1000万円くらい?
しゅんP:では、こちらのシミュレーションのグラフをご覧ください(※スクリーンにグラフを映し出す)。運用結果は2055.2万円、運用収益は855.2万円。元本は1200万円なので、1.7倍になっている。海外旅行にも行ける!
川口:運用収益が約855万円ということで、普通に投資すると、170万円の税金がかかる。だけど、NISAだと運用収益がまるまるしゅんPさんのものになる。20年に近づけば近づくほど黄色い部分(=収益の部分)が増える。これが時間を味方につけるということ。ただし注意してほしいのは、リスク。投資においてリスクとはブレを意味する。年によって運用利回りが5%を超えることもあれば、5%よりも低いこともあるということ。
本田:毎月5万円を投資しているとその5万円がなくなるということはないのか?
川口:投資信託は、大きな袋の中に株式がいっぱい入っているようなもの。1社が破産しても大きな影響を受けない。
こが:リスクが分散されているということか…。
北村:プロが選んだ商品で始めるのがよい。
武藤:自分は一般NISAで投信と株式をやっている。いろいろな外国に投資している。
米国5割、日本4割、期待している国:残り。ここでクイズ。この私が「期待している国」とはどこでしょう?ヒントは経済成長著しい国。
浦野:南アメリカのほう?東南の方?
しゅんP:韓国?
浦野:タイ?
こが:インドネシア?
武藤:もうちょっと削って!
こが:ネシア?
司会:そっちかよ?!(皆、爆笑)
こが:インド?
武藤:そう。「インド株が来ている」という話を聞いて始めてみた。
質問:初心者に海外投資はハードルが高くないか?
川口:海外投資には為替の影響があることに注意。また、海外には先進国と新興国があるが、新興国は経済不安や政治リスクが高くブレが大きいことに注意。
質問:つみたてをする際の一番のポイントは?
川口:つみたて投資にはコツがある。そのコツとは「長期・積立・分散」の合言葉。投資はいいときも悪いときもある。時間を味方につけることが大切。株は一番安いところで買い一番高いところで売ることが大切だが、それをやろうとすると本業の仕事に影響する。積み立てることで平均単価を下げることが大切。また、分散で何があっても他のものでリカバリーできるようにする。
質問:これからNISAデビューする人に必要な心構えとは?
しゅんP:メンタルがブレてはいけない。つみたてるといいときも悪いときもある。
武藤:長くコツコツが大切。私も株式投資は1万円、つみたては3000円から始めた。
森重:少額からチャレンジすること。少しずつ成功体験を積み重ねる。
北村:株価を気にせず、長期・分散・積立で楽しく気楽に。
川口:三つの余裕が大切。1つ目は資金の余裕。投資は余剰資金で。2つめは時間の余裕。悪いときでも続けられるように。3つ目は心の余裕。下がったときも「たくさん買える」と思えるようにする。
浦野:長期間で投資できるということで安心した。
本田:安い金額を買う、成功体験を積み重ねるということですね。
こが:賭け事(ギャンブル)と投資が全く違うことがわかった。
浦野:毎月いくらずつ積み立てればいいか?
しゅんP:少ない金額、例えば月1000円から始めてみては?
武藤:ドキドキしない額がよい。
川口:そのとおり。
浦野:500円にしようかな?(笑いが起きる)…700円にしておきます(再び、笑いが起きる)
質問:おさらいポイントは?
川口:投資にはリスク(ブレ)がある。自分のライフプラン、マネープランを考えて、自分のお財布事情に合わせて投資してください。NISAという税金のかからない枠をうまく利用してください。
こが:銀行の貯金だけでは不安だったので、今日はNISAの勉強ができてよかった。OWVの二人は、このイベントが始まったときと比べてどう?
浦野:別人に変わった。
本田:NISAの先輩、にいさんたちに習って自分たちでも始めてみようと思います!
司会:(※再度、つみたてワニーサのキャンペーンの応募を促す。また、本イベントの第2回STEP編の申し込みが12/18午後8時より応募開始したことを告げて、終了)
4.個人の感想
・芸人さんが中心の進行で、初心者にも楽しく分かりやすい内容となっていた。グラフなども必要最低限度で、初心者にもなじみやすい雰囲気だった。
・参加者に若い女性が多く、世代交代の風を感じた。普段の金融庁のイベントは中高年の男性が多くマニア向けの内容だったため、嬉しい驚きだった。
・金融庁の職員さんも、若い世代が中心となって(20~30代)、入場整理をしたり、会場の端から端まで走って伝言を伝えるなど、がんばっていた。
・司会の2人が少し準備不足。最初と終わりは、パワポを印刷したものを棒読みしている感じだったので、次回以降はもう少しナチュラルな感じで話すようにしたほうがよいと思う。間違えないかどうかが心配なのかもしれないが、そのへんは日ごろ鍛えたトーク力で補えると思います。
以上で報告を終わります。
長文をお読み頂き、ありがとうございました。
それでは、また!