中国語講座を聞いています

皆様、お久しぶりです。にこいちです。

 

コロナウィルスの感染拡大がひどいですが、いかがお過ごしですか?全世界の感染者は約86万人、死者も4万2000人を超えているそうで(ジョンズホプキンズ大学調べ)、暗澹とした気持ちでおります。感染拡大に寄与しないよう、三密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避け、ひきこもる毎日です。

 

さて、ひきこもるだけですと気分も晴れませんので、今日は、中国語の勉強の話でもしようと思います。とはいっても、私がやっているのは、平日の毎日、NHKのラジオを聞くだけです。

 

3年前から、朝は午前8時15分、午後は10時15分から、NHKの「まいにち中国語」という講座を聞いています。(日曜日午前11時から5回分の再放送もありますが、私は聞けていません。)4月~9月、10月~3月の半年ごとの講座で、1回15分です。

 

2018年4月期 李イツ(車偏に矢)倫先生

2018年10月期 高木美鳥先生(2017年4月期の再放送)

2019年4月期 南雲大悟先生

2019年10月期 李イツ倫先生(2018年4月期の再放送)

2020年4月期 佐々木勲人先生

 

(1)李イツ倫(リ・イツリン)先生の講座の特徴

・日中のハーフ・李葉子ちゃんが中国の祖父母を訪ねて一緒に出かけたり、近所の潤希くんと恋に落ちたり、というストーリーに乗っ取って会話や文法を学ぶ形式。

・中国語らしいイキイキとした表現を学ぶことができる。

・冒頭の、アシスタントの姜海寧さんと徐捷さんとの小会話がアクセントになっていて和気あいあいとした楽しい雰囲気が伝わってくる。

・イラスト(高橋なおみさん)が細かい描写までうまくて、ほのぼのする。

(2)高木美鳥先生の講座の特徴

・日本人が使うであろう表現をバラエティー豊かに紹介してくれる。

・エクササイズでピンイン(発音記号)の書き取りをたくさんやらされる。耳が鍛えられ、ピンインには強くなる(初心者にはつらかった)。

・無駄口は一切なしのスパルタ授業。

(3)南雲大悟先生の講座の特徴

・文法を順を追って説明してくれるので、分かりやすい。類似の文法事項は整理し連続して説明してくれる。

・固めるアレンジ&ワイドというコーナーが秀逸で、1~3文字程度のごく単純な文を、どう文字を増やして複雑化していくかを見せてくれる。アイディアの勝利。

・単語を基本的なものに限って使い回してくれるので、挫折しにくい。

 

 今期の佐々木勲人先生の講座はまだ始まったばかりなので特徴が分かりませんが、「使ってみましょう(説説看)」というコーナーで紹介されている文章が実践的でいい感じです。

 

 今期はこの講座に加えて、月火曜日午後10時からの「おもてなしの中国語」という別講座も聞くことにしました。内容は「まいにち中国語」よりも高度ですが、テキストにはカタカナで発音がふってあるので、ピンインに慣れない人、とりあえず中国語の文章を覚えて接客などに使ってみたい人にはこちらの講座のほうがいいかもしれません。

 

 「まいにち中国語」のテキストは495円と、半年分(1期分)なら2970円ですし、年間でも5940円です。飲み会代2~3回分で1年勉強ができるので、安上がりな余暇の過ごし方だと思います。また、この講座を聞くために定時に起きるので、1日のリズムが作りやすいです。

 

 リタイアして余暇に何をすればよいか迷っている方、コロナによる引きこもりで鬱々としそうな方は、是非NHKラジオ講座を聞いてみてください。私は中国語を選択しましたが、英語はもちろん、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ハングル、ロシア語などもあります。語学は自頭の良さがなくても時間をかければ何とかなる(ような気がする)学問なので、始める年齢を気にしなくていいのも利点です。

 

 なお、私は見たことがないですが、テレビ講座も楽しそうですよ。

 

 では、また!