旅行記(2)-萩市内&周辺

皆様、こんにちは。にこいちです。旅行記(2)を書きます。

 

【2日目:萩市内】

朝起きて、菓子パンを齧りながら、airbnbのオーナーと四方山話をしました。オーナーが独学で練習をされているという電子ピアノを聴かせてもらってから、出発。

まずは、前日に入り損ねた東光寺へ。

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山門(入口)

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紅葉

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紅葉

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本堂

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毛利家の墓

この東光寺の裏手にある毛利家の墓は、手前に何百もの灯篭があって、滅茶苦茶迫力&雰囲気があります。「THE毛利家」のご威光って感じで映画のワンシーンにも使えそう。外国人が見たらウケるんじゃないかな?

 

次に、東光寺近くにある伊藤博文別邸に行きました。併設されている旧宅は修理のため見られず、残念。

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伊藤博文別邸(東京から移築したもの)

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天皇から賜った灯篭

その後、城下町エリアへ移動。

 

萩藩御用商人・菊屋家住宅、高杉晋作誕生地(建物外観のみ)、蘭学者・青木周弼旧宅、木戸孝允旧宅、呉服商・酒造業の旧久保田家住宅を見て回りました。

菊屋家、久保田家のおうちは絢爛豪華。でも、商人は武家よりも身分が下ということで、お殿様が通る道に面している部屋はお殿様を見降ろさないよう天井が低くなっていたり、武家をお招きする部屋だけ天井が高くなっていたり。また、武家の中でもお殿様に近い位の高い武士はお城に近い場所に住んで敷地も広かった。

階級社会は敷地の場所や家の構造さえ変えてしまいます。さぞかし住みにくい世の中だったでしょうね。

 

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菊屋家住宅

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菊屋家で使われていた算盤、大福帳、天秤など

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菊屋家の庭(広い!)

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人相書 真ん中が高杉晋作

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高杉晋作「幼少の時からもの恐れしないよう天狗の面を見せられ気丈夫にされた」

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高杉晋作辞世の句

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久保田家住宅

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1枚板の縁側(すごいお金持ちでないと買えなかった、今では入手不可)

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格子の裏側(格子の台形で下辺が道側、上辺が家側。外から見にくく中から見やすい)

お腹が空いたため、午後2時過ぎに喫茶店「蔵」に入り、私はカレー、イチはオムライスを食べました。蔵のマスターが昔勤め人だったときに、研修で日光江戸村に行かされて侍の恰好で入口で客引きをさせられ、それで人生が変わったという話が面白かった。(どう変わったのか聞いてみたかったなあ)

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蔵のカレー 優しい味がします

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蔵のオムライス

お昼ご飯を食べたあとは、明倫館に行きました。明倫館は、萩藩の中心を担う人物を輩出した学校。明治維新以降も学校として栄えました。色々な展示物が展示してあります。

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昔使われていた給食用の鍋、食器など

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昔使われていた文具

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黒板消し、クリーナー、ちりとり、上履きなど

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ガリ版 懐かしい!

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包帯の巻き方の絵図

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エレキテル

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人体模型

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銃 明倫館の展示物の方針は「質の高いものを高く買ってきちんと手入れする」

明倫館でじっくり展示物を見ていたら、時間が足りなくなってしまい、萩焼会館(午後5時で閉まる)には入れませんでした。どうして、どこもかしこも午後5時で閉まってしまうのだろう。もう少し遅くまで開けてくれるところがあるといいのに。

悔しく思いつつも、近くの萩反射炉へ。

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反射炉から見えた夕焼け

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大砲の鋳造を目指して作られた反射炉(試験炉)

宿に戻りお風呂を浴びて、夕飯を食べに出かけました。今日の夕飯はイチがインターネットで選んだ居酒屋「こづち」。真っ暗な道をトコトコ30分弱歩いて店に向かいました。

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刺身

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なす餃子

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のどぐろの塩焼き 絶品!これでたしか1200円。おいしすぎて悶絶。

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こづち店内の飾り物

こづちには、醤油も甘口と辛口が2種類あり、我々は辛口を頂きました。2種類を用意してくださる気配りが嬉しかったです。

店内は20~40代位の男性陣が何グループかいらしてなかなかにぎやかでした。漁師さんかな?皆体格がよくて賑やかでした。

寒い中を頑張って宿に帰り、昼間おやつに買ったぷりん亭のプリンをパクり。萩で若い女性を見かけたのは、このぷりん亭だけでした。萩にはあまり若い女性がいないのか、それとも専業主婦であまり外には出てこないのかしら。

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あー、満足♪ 2日目はこれで終わりです。

では、また!