書籍「毎月10分のチェックで1000万増やす!庶民のためのズボラ投資」を読みました。

投資ブロガーの吊ら男(つらお)さんの書籍「毎月10分のチェックで1000万円増やす!庶民のためのズボラ投資」を読みました。

 

7月半ばに発売になり、近所の本屋さんにも並んでいるのを発見したのですが、8月4日に「ズボラ投資」出版記念イベント」で少しだけお安く買えるというので、ずっと購入せずに我慢していたのです。イベントで購入した本には、吊ら男さんのサインを頂き、また、出版に至る経緯等について伺うことができました。色々な方とお話するのが楽しく(リトルミナセさんとか、後田先生とか、山崎元先生とか・・・)、おいしいお料理とお酒・ドリンクに身も心も幸せになりました。女性3名の方が、お料理とか用意してくださったようですが(本当にありがとうございます!)、キッシュとかナポリタンとか、絶品でした。自分の胃が小さいのが、誠に残念。

 

おっと。横道にそれましたが、「ズボラ投資」の感想です。

・結論が早くて、分かり易い。特に、お勧めの投資信託を具体的な名称をあげてくださったのが、よかった(29頁、71頁)。

・図やイラストが多くて読みやすかった。世界経済も右肩上がりのグラフも(119頁)、ご自身で作成されたもののようですが、すごいありがたかったです。こういうデータが知りたかったんです。

・「『勝ち組』企業もフツーに危機に陥ります」の表がよかった(46頁)。北海道拓殖銀行の破綻とか、ショックでしたよね・・・。興銀・長銀日債銀の名前も、久々に思い出しました。

・今までの投資本で知らなかった情報が網羅されている部分もありました。例えば、証券会社の倒産にも1000万円まで補償がある、とは知らなかったです(60頁)。

・第4章の「ズボラ投資家を誘惑するボッタクリ投資の見抜き方」は(123頁)、前評判どおり、充実していました。「大手金融機関でも信用しない」とはっきり言い切ってくださって、胸がスカッとしました。ボッタクリ投資は、手を変え品を変え、色々登場してくるので、続編を期待します。

・第5章の「ズボラ投資でより儲けるために」も、保険の見直しや格安スマホの話が具体的に書いてあって、よかったです。

・全体的に、若いサラリーマン(20~40代)を読者として想定とされているのかな?と感じましたが、特に、第4章は50代以降の方々にも是非読んで頂きたい、と強く思いました。

 

以上です。今後のブログの更新・次の著作も楽しみにしています!