ビジネス会計検定3級受験記

こんにちは。にこいちです。3か月ぶりのブログ更新です。ご無沙汰しております。

 

さて、今年の1月ころに初めて、ビジネス会計検定というものがあると知りました。調べてみたところ、丁度私の勉強したかった内容にピッタリ!と思い、2019年3月10日(日)に第24回試験の3級を受験してきました。今回は、この試験の概要と勉強方法を紹介したいと思います。

 

Ⅰ ビジネス会計検定3級とはどのような試験か。

・目的:会計リテラシーを持つ人材の裾野を広げるために、財務諸表(貸借対照表損益計算書キャッシュフロー計算書)の基本知識を身に着け、また、基本的な分析ができるようにする。

・主催者 大阪商工会議所

・時期:年2回 3月と9月にある。

・問題形式:マークシート方式

 ※今回は、大問4問(小問50問)。うち、知識問題25問、知識問題&計算問題25問。

 ・制限時間:2時間

・合格点:100点満点で70点以上

・受験場所:札幌、仙台、さいたま、東京、横浜、新潟、金沢、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、山口、松山、福岡のいずれか

・受験資格:学歴・年齢・性別・国籍に制限なし(要するに、誰でも受けられます。)

・受験料:4320円

・持ち物:身分証明書、HBまたはBの鉛筆・シャープペンシル、消しゴム、電卓(四則演算機能のみのもの)

・受験人数:申込者数約4500人、実受験者数約3500人(※ここ数回の平均)

・合格者数:2000~2500人(合格率6~7割※ここ数回の平均)

・受験者の年代:20代、30代が圧倒的に多い。20代未満、40代以上は少ない。

 

Ⅱ受験の動機

会社四季報や投資に関する書籍で、分からなかった用語が分かるようになりたいと思っていました。昨年末から、個別株投資の勉強会に出席し、書籍や会社四季報に目を通すようになったのですが、使われている用語(営業利益と経常利益の違いとか)や指標(PERやPBR)の意味が全然分からず、困っていたのです。今回、ビジネス会計検定3級の勉強をして、用語や指標の意味が分かるようになり、とても嬉しく思っています。

雇用保険を受給する際の、失業認定の求職活動実績となるため。「雇用保険受給資格者証のしおり」の「求職活動実績となるもの」の説明に、「再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験を受験」と記載してあります。ビジネス会計検定試験は、この求職活動実績に該当する「試験」になるとのことで、これも受験の後押しをしました。

 

Ⅲ受験者としての私の属性

・国語や英語は得意。推理で解く問題は好き。算数・数学は苦手(特に図形問題)。この検定試験では、加減乗除(たし算・ひき算・かけ算・わり算)及び一次方程式が分かっていないと解けないと思いました。

・単純な暗記(数式や年号など)は苦手。数式は理屈や根拠が分かれば何とか覚えられるかも、というレベル。細かい表の中身や数式は最後まで覚えられず苦労しました。

・仕事は、主に法務の仕事をしており、財務・経理とは関係がありませんでした。

・簿記3級の勉強は挫折し、試験は受けていません。

 

Ⅳ 勉強方法&スケジュール

①公式テキスト(約210頁)を一通り読む。このときは、教科書にラインマーカーを引かない。2週間、1日当たり1時間位。

②公式過去問題集(約180頁)を解く。解きながら、(A)問題集の問題欄に、間違えた問題は✓(チェック)、自信のない問題は△をつける。(B)問題集の解説の頁に、解答の根拠となる教科書の頁及び間違えた理由をメモする。(C)教科書に、問題集で間違えた部分と関連する箇所だけにラインマーカーを引く。複数回間違えた場合は、ラインマーカーの上の部分にチェックをつける。(D)よく間違える知識や計算式については、単語カードを作っておく。ものによっては情報量が多いので、大き目の単語カードを使うとよい。3週間、1日当たり2時間位。

③過去問題集を再度解く。問題を解き慣れるため、全問解く。間違った問題や自信のない問題は、必ず、問題集の解説を読み、教科書の該当部分も読み直し、チェックをつける。5日間、1日当たり4~5時間位。

④教科書を最初から最後まで理解しながらざっと読む。単語カードをながめる。2日間。合計8時間位。

⑤過去問題集で気になる問題(チェックが2つついている問題を中心に)を解く。1日間。合計3時間位。

⑥教科書のラインマーカーの部分(特にチェックのついている部分)を拾い読みをする。数回繰り返す。単語カードをながめる。試験当日。合計2時間位。

※試験前に1回1~2時間程度で、繰り返し見直せるもの(私の場合はテキストと単語カード)を作ることを主眼としました。

※勉強を開始したのは、2月中旬ですが、②の作業をしている途中でイヤになり、2月下旬の1週間ほど全く勉強をしませんでした。そのために、直前1週間で詰め込み勉強をするはめになりました。

 

Ⅴ 気づいたこと&受験テクニック

・前日に受験会場を下見に行ったのはよかった。昼ご飯を食べられる場所を事前に見つけられた。

・東京会場は某大学の校舎であり(10階以上の建物)、部屋の割り振りは、入り口(外側)の右側に貼ってある。(※私はこれを見逃して、再入場するはめになった。)また、エレベーターが混むので、受験会場には早めに到着しておいたほうがよい。

・部屋に入る前にトイレに行っておくべき。試験が開始したら、途中でトイレには行けない。

・午後1時30分に着席だが、最初の数分は、試験に関する注意事項の伝達や試験問題・解答用紙の配布や、解答用紙への氏名や受験番号などの記入に当てられる。よって、実際の試験の開始は中途半端な時間となるため、試験問題の表紙に何時に開始したか書いておくとよい。(※大学受験などだと、試験官が黒板に実際の開始時間を書いてくれていたように思うが、今回の試験では、開始時間を書いてくれなかったため、このような対応が必要となった。)

・解く順番は、第Ⅲ問→第Ⅳ問→第Ⅰ問→第Ⅱ問とした。時間のかかる計算問題のある第Ⅲ問と第Ⅳ問を時間をかけて先に解き、知識の有無だけで勝負が決まってしまう第Ⅰ問と第Ⅱ問を後回しにする作戦をとった。

・第Ⅲ問と第Ⅳ問の問題文は切り離せるようになっている。切り離したほうが解きやすいが、各ページに何問目かを書いておかないと、後で分かりにくくなる。

・数字はなるべく単純化した。例えば、10,000÷5,000の場合、0を3つずつ消去し、10÷5として計算するなど。

・試験開始後1時間程度たったところで(試験終了10分前まで)途中退出が可能になる。3分の1ほどの人が退出していた。が、自分はギリギリまでねばって見直しし、間違いを1個発見したので、途中退出せずによかったと思う。

 

Ⅵ 参考情報

・以上は、主に私の個人の体験に基づいた記載ですので、試験に関する正確な情報は、大阪商工会議所のウェブサイトをご覧ください。

www.b-accounting.jp

)。

・第24回の検定試験については、TACが解答速報を出してくださっています。

www.tac-school.co.jp

・個人のブログで参考にさせて頂いたのは、以下の2つです。情報が少ない中で助かりました。ありがとうございました。

kobito-kabu.com

 

kangaerusougiyasan.com

以上

三菱UFJ国際投信第3回ブロガー・ミーティングに参加しました(その2)

こんにちは。にこいちです。12月10日に開催された、三菱UFJ国際投信(MUAM)第3回ブロガー・ミーティングの参加報告の続きです。式次第の4部と5部を今回ご紹介します。メモできたのは、発言の6~7割程度であり、聞き漏らし・間違いもあるかと思いますが、ご容赦頂ければ、と存じます。

 

 

4.対談「SBI証券iDeCoについて」(司会とSBI証券の橋本執行役員とMUAMの代田常務)

〔司〕セレクトプランを設けたいきさつは?

〔H〕セレクトプランについては、幅広いニーズに応えたいということから、インデックス投信もアクティブ投信も入れることにした。お客さんのニーズに応えるために、同じインデックスでも信託報酬の低いものも入れた。20~30代なら低報酬のインデックスを選択するのでいいかと思うが、月額1万2000円の枠ならアクティブでもいいのではないか。コストとパフォーマンスを考慮して選べばよいと思う。本数が多くても、ロボアドで選べばよいのではないかと思う。

〔S〕昨年の夏に厚労省がワーキンググループを立ち上げ、35本の枠という話になった。上限を設けないよう働きかけたが、枠が設けられることになってしまった。上限を設けない方がいい理由は、以下のとおりの2つである。まず、35本の上限を設けると、選んだ瞬間に競争が止まってしまう。次の理由であるが、厚労省は上限を設ける際に、アメリカの企業型DCを参考にしていた。そこで、本数が多いと加入者が減ることを根拠にしていた。しかし、個人の場合は、サラリーマンがいたり自営業者がいたりと属性が多種多様であり、35本に収まるかどうかは疑問である。DCは元本確保型があまりにも多いと感じている。そこで、第3のビールのように民間の知恵を絞り、オリジナルプランとは別にセレクトプランを設けることとした。

〔司〕オリジナルプランとセレクトプランを併存させた理由は?

〔H〕低コストインデックスを揃えてほしいという消費者からの声に応え、定量・定性的評価で選んだものをセレクトした。オリジナルプランを残した理由であるが、10年以上やってきて金額が高くなっている場合、株高を取り逃がさないため当面残すという選択肢もあると思ったから。

〔S〕SBIがiDeCoで20%のシェアがあるというのは大変すごいこと。20%の中でSlimがセレクトプランに選んでもらえたのはコスト的に優位だったため。三菱も業界最安値を目指しており、SBIとは方向性が同じだった。今後も将来の安心感(最安値)を提供していきたい。

〔司〕プラン選択における観点を教えて頂きたい。

〔H〕コスト的にはセレクトの方が若干ベター。

〔司〕ストレスフリーな投資が可能になる、という観点ではどうか。

〔S〕将来に渡って安心を届けたい。信頼に足るパートナーかどうかが重要。投資家の声に耳を傾けることが運用会社の責任と考えている。そういう部分を含めて、ストレスフリーにしたい。なお、先ほど、イボットソンのシミュレーションで「マイストライカー」と「マイミッドフィルダー」という言葉が出てきたので、補足する。「マイストライカー」と「マイミッドフィルダー」はeMAXISシリーズの最適化バランス型ファンドである。「マイストライカー」はリスク量20%(TOPIXのブレ位)、「マイミッドフィルダー」はリスク量12%(ドル円の変動幅位)を目指している。これらの組み合わせの計算をイボットソンにお願いしていたことから、今回のシミュレーションもお願いすることとした、という次第である。

 

5.参加者との意見交換、質疑応答

〔Q〕SBIに電話でファンドの質問をすることはできるか?

〔H〕交付目論見書や月次報告書、ファンドごとの選定理由をウェブ上で見られるようにしているので、まずはそちらを見てほしい。

〔S〕メーカーの仕事と販売の仕事は違うことを理解してほしい。商品の運用の中身は三菱のコールセンターで質問して頂きたい。

〔Q〕Slimのall countryを採用する可能性はあるか。

〔H〕Slim all country(除く日本)があるので、そちらを入れて組んで頂ければ。

〔S〕まずは上限を撤廃してほしいと考えている。

〔Q〕SBIでは、受け取るときに年金と一時金の2つしか選択肢がない。今後選択肢は増えるのか。

〔H〕現時点で予定はないが、要望が多いので、今後は検討していきたい。なお、まるまる売った部分を課税口座で運用する、という方法もあると考えている。

〔Q〕セレクトプランにはファンドが37本あるのはなぜなのか。

〔H〕ターゲットイヤーは数本でも1本とカウントしてよいと言われているため。

〔Q〕セレクトプランへの切り替えに必要な書類は簡単なものなのに、時間がかかるのはなぜか。

〔H〕いったん持っている資金を現金化して、また資産配分するのに時間がかかる(2~3か月)。他のところで買い、ヘッジをしてほしい。

〔Q〕三菱とニッセイと同じようなものが2本あるのはなぜか?

〔H〕両方ともお客様からの人気が高いため。

〔Q〕乗り換え中の掛け金はどうなるか。

〔H〕掛け金の拠出自体はできる。タイミングによって現金化されるかどうかは異なる。

〔Q〕顧客の年代別の比率は?

〔?〕20代は少ない。40代になると年金への不安があるのか、増えてくる(※どなたが答えたか不明です)。

〔H〕節税効果は高いので、5000円でもなるべく早く始めるといいと思っている。

〔Q〕国がコストを持っていくのを何とかできないか。また、始めるのに会社の許可を得なければならないのもストレスなので、何とかできないか。

〔S〕詳しくは言えないが、今後変わっていく可能性もある部分である。

〔Q〕セレクトプランのファンドは「人気」も考慮して選んだということだが、「人気」はどういう観点でとらえているのか。

〔H〕残高、毎月の購入金額、購入件数、アクセス件数などから人気度を測っている。なお、毎月の設定金額は開示している。

 

6.懇親会

・今回はアルコールありでしたが、泥酔する方もいなかったので、特に不快な思いはしませんでした。

・美しいオードブルやお寿司などが提供されました。会話に気をとられ、あまり食べられなかったのが残念。

・全体としては、若い方(30代位?)が多かったです。

SBIの社員の方に、以下を要望しました。

 ①イボットソンさんのようなシミュレーションをウェブサイト上で個人ができるようにしてほしい、②iDeCoは長期投資するものなので、拠出時期・金額やプラスマイナスを全部ウェブ上で、グラフを交えて、見られるようにしてほしい。

SBIの社員の方に、移管になぜ2~3か月もかかるのか、さらに踏み込んで質問をしたところ、今までの資金の売却と新たな買い付けを、それぞれ締切日を設けて一括処理しており、顧客の申し込みと締切日の前後関係で、タイミングが悪い場合には、時間がかかってしまう、とのことでした。

 

7.他の方のブログのリンク

最後に、今回のブロガーミーティングでお会いした方々のブログをご紹介させていただきます。

・青井ノボルさん

sindanindex.com

・NightWalkerさん

nightwalker.cocolog-nifty.com]

・もことんさん

disasters1.blog.fc2.com

・ずずずさん

www.zuzuzuwork.com

 

以上です。では、また。

 

三菱UFJ国際投信第3回ブロガー・ミーティングに参加しました(その1)

こんにちは。にこいちです。

今週月曜日に開催された、三菱UFJ国際投信株式会社(以下「MUAM」と略します)の第3回ブロガーミーティングに参加しましたので、2~3回に分けて、ご報告致します。

日時:2018年12月10日(月)19:00~20:30(懇親会20:30~21:30)

場所:MUAM会議室

食事:サンドイッチ(※とてもおいしかったのですが、カメラを持っておらず、メーカー名不明)、おーいお茶、焼き菓子「Miyaレーヌ」(㈱アミュゼ)

式次第:

1.開会挨拶

2.プレゼンテーション「iDeCo新プラン(セレクトプラン)の設定について」 SBI証券 投信・債券部 課長 仲岡由麗江さん

3.プレゼンテーション「SBI iDeCo 乗り換えシミュレーション、長期積立分散投資の重要性」 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン CIO 小松原宰明さん

4.対談「SBI証券iDeCoについて」SBI証券 執行役員 橋本隆吾さん×MUAM 常務 代田秀雄さん

5.参加者との意見交換、質疑応答

6.閉会(懇親会へ移行)

 

以下、内容を式次第の順にご報告します。

 

1.開会挨拶

資料のうち、イボットソンさん作成の資料をブログに掲載する際の注意事項が告げられました。

2.iDeCo新プラン(セレクトプラン)の設定について

SBIの仲岡さんより、セレクトプランが設定されるに至った経緯のお話がありました。

・2005年1月より、SBIは確定拠出年金のサービスを開始した。ネット証券では初めての試みだった。手数料は残高に応じて無料という形だった。

・2017年1月、加入者の範囲が拡大した。公務員、主婦が加入できるようになったのに加え、サラリーマンのすべてが加入できるようになった。それに合わせて、口座管理手数料を無料にし、また、商品ラインアップを拡充した(2016年4月から拡充し、67本まで増やした)。

・口座数の状況は、加入者が24万6000口座であり、20%のシェアを占める。(※パワーポイントの資料によれば、加入者は21万2330口座、指図運用者は3万4422口座だったかと思います)

・2018年5月法改正があり、確定拠出年金の商品数の上限を35本としなければならなくなった。改正の理由は、たくさん商品がありすぎて加入者が選べないから、である。

・これについてSBIは、2点、思うところがあった。1点目は企業型と個人型とでは性格が違うということ。企業型は福利厚生だが、個人型は個人の意思で入るものであり、入り口が違う。2点目は、SBIで取り扱う投信は約2600本あり、そのうち8~9割には残高がある、すなわちそれぞれにニーズがあるということ。SBIとしてはそのニーズに合わせたツールを提供するというのが使命であると考えたことから、厚労省に上限撤廃を申し入れたが、聞き届けられなかった。

・オリジナルプランは計67本の商品を扱っているが、今後、29商品を除外とし、加入者・運用指図者に開示する。毎日のように、加入者から「なぜこの商品が(プランに)入っていないのか?」という質問が来ている。商品を変えるのは時間がかかるため、オリジナルプランとは別にセレクトプランを作ることにした。

・セレクトプランの商品の選択理由の1つは、低コストのインデックスをそろえること。そのためには、eMAXIS Slimははずせない。証券口座での人気とトータルリターンを勘案して34本のラインナップとした。

・もう1つは、多様性を備えること。2018年11月時点で、資料請求は2万5000件あり、うち1万8000件はセレクトプランを選んでいる。まだ、オリジナルプランにもニーズがあるのではないか。ちなみに、iDeCo顧客の属性であるが、7割は投信を保有しており、40代の利用が最も多い(=全体の4割を占める。)。

 

3.「SBI iDeCo 乗り換えシミュレーション、長期積立分散投資の重要性」

イボットソンの小松原さんから、表題のとおりの資料を使って、駆け足で説明が行われました。

・セレクトプランへの乗り換えのメリットは、信託報酬が総じて低くなること、デメリットは乗り換え期間中(約1~2か月が予定されている)のリターンが得られないこと。

・乗り換えシミュレーションの説明。例えば、40歳で、ミッドフィルダー型の旧プランから同新プランに80万円を移管し、毎月2万円を拠出する場合で、乗り換え期間が2か月の場合には、5年8か月後に乗り換えの効果が出る(=乗り換えたほうがお得になる)、など。

・運用のためには、長期、積立、分散投資が必要であり、将来の予測はできないため、4資産(国内株式、外国株式、国内債券、外国債券)に分散することが望ましい。

・4資産を分散した場合、運用期間1年間・5年間では何回かマイナスが出るが、10年間とするとマイナスが出なくなる。

 

以上、式次第の3つめまでご紹介しました。対談と質疑応答は、次の記事にします。

 

投信ブロガーが選ぶ!FUND OF THE YEAR 2018に投票しました。

こんにちは。にこいちです。

 

本日、「投信ブロガーが選ぶ!FUND OF THE YEAR 2018」に投票しました。

 

投票したファンドとその理由は以下のとおりです。

1.〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド(2点)

①信託報酬が安い(0.11772%以内)

②純資産額が多い(1026億7400万円)

③2013年12月設定(約5年の実績)

④信託報酬を順に引き下げてきたり、監査費用を引き下げる等営業努力を行っている姿勢を評価

2.セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(2点)

①信託報酬が安い(0.60%±0.02)

②純資産額が多い(1664億3000万円)

③2007年5月に設定された長寿ファンド

④信託報酬を今年引き下げた実績、運用報告を紙媒体でも電子媒体でも行うなど、情報開示の姿勢を評価

3.eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(1点)

①信託報酬が安い(0.11772%以内)

②純資産額は中くらいか(261億3500万円)

③2017年2月に設定(まだ1年半ほどの運用期間)

④ブロガーミーティングを行うなど、情報開示に積極的

 

ということで、今回はすごく迷ったあげく、自分で既に積み立てているもの推し(①②)、これから積立を開始する人に勧めるならどのファンドを勧めるか(③)という観点で、得点配分を決めました。

今年はすごく混戦模様になると推測してます。結果発表が楽しみです!

 

※もことんさんから、2のセゾンの信託報酬が間違っているとのご指摘を受け(ありがとうございます!)修正しました。

 

 

 

 

 

つみっぷに参加することを迷われている方に(つみたてNISA Meetup 女子部の参加記録)

2018年11月2日に、金融庁主催の「つみたてNISA Meetup 女子部」(つみたてNISA Meetupの愛称が「つみっぷ」)に参加しました。今回は、申し込みの開始から受け付け終了までだいぶ時間の余裕があったので、知り合いのA(自営業手伝い)、B(派遣社員)の2人を連れて行きました。

詳しい議事進行は、水瀬ケンイチさんやQUICKさんが記事にされていますので、そちらをどうぞ。今回は、一緒に参加したA、Bの2人を誘ったときの反応やその後の動向を報告します。

randomwalker.blog19.fc2.com

quickmoneyworld-v1.azurewebsites.net

 

まず、A、Bを誘うのは、すごく躊躇しました。10月に入ってから株価の乱高下が激しかったですし、投資を始めてすぐにマイナスになるようだと、恨まれちゃう可能性がありますからね。だけど、つみっぷ、特に女子部の開催はなかなかないこと。なので、勇気を振り絞って、「金融庁が主催する投資家との交流会(「つみたてNISA」の勉強会)があるんだけど、一緒に出ませんか?女子だけだから、質問とかもしやすいと思いますよ。」「仕事との兼ね合いが気になるけど、早退したり、午後半休とって来ている方もいらっしゃいますよ。」「交流会のあとに、懇親会があり、会費はたぶん2000円位。金融庁の担当者とも直接話せる、いい機会ですよ。」と誘ったところ、2人とも、快諾。やはり、金融庁が主催するというのは、安心感が高く、魅力的だったようです。2人とも、仕事を早退して来てくれました。

Aは全くのお金・投資初心者。自分の給料がいくらなのか、税金をいくら払っているのかも、知らない状態でした。BはiDeCoはやっていましたが、つみたてNISAは知らない状態。iDeCoの商品には満足していない様子でした。

Bには、偶々1ヶ月ほど前に渡していた、水瀬さんの著作「お金は寝かせて増やしなさい」を読んでくるように指示。Bから、「どんな服を着ていけばいいの?ジージャンでもいい?」と聞かれたので、「官庁に行くので、ビジネスカジュアルぐらいがいいと思う」と回答しました。(Aも服装には悩み、子供の保護者会等に出席するような少し堅めの服装にしたようです。)

2人とも、岡本和久さんが過去にやった講演の動画、金融庁の今井さんの投資全般に関する説明、岩城みずほさんの講演「人生100年時代 一生お金に困らないために、今からできること!」、大江加代さんの講演「老後資産を作るiDeCoについて」を熱心に聞いていました。「つみたてNISA」と「iDeCo」の両方の制度について説明が聞ける場はなかなかないので、よかったみたいです。

その後の、質疑応答は高度な質問が多く、2人とも呆然といった面持ちで聞いていました。

懇親会では、Aは持ち前の社交性を発揮し、岩城さんや水瀬さんを質問攻めにした模様。Bはシャイな性格なので、もっぱら私が山崎元さんから、最近NHKにご出演された際の話やAIの話を伺っている際にそばにいてふんふんと頷いている、というかんじでした。

数日経って、Aからは楽天証券・カードに申し込みをし、iDeCoもつみたてNISAも始める、投資の本も読んでみる、という報告がありました。また、Bからは、「NISAをやってみようという気になりました。」「NISA自体は幅広い層を対象にしているのだろうけど、客層は余裕のありそうな人が集まっている感じがしました。もっと庶民的な、スーパーやコンビニのパートやバイトみたいな人こそ聞いてほしい感じもしました。」との感想をもらっています。

金融庁さんは、11月22日(木)に山形で、12月1日(土)に熊本で、「つみたてNISA Meetup」を開催されるようです。お近くの方は、参加してみるといいのでは?

つみたてNISA Meetup(つみップ) : 金融庁

 

以上、つみっぷ&その後の報告でした。

三菱UFJ投信第2回ブロガーミーティングに参加しました(その3)

こんにちは。にこいちです。9月28日に開催された、三菱UFJ投信(MUAM)第2回ブロガー・ミーティングの参加報告の続きで、これが最後です。式次第の4部と懇親会の様子を今回ご紹介致します。これも、メモできたのは発言の6~7割であり、また、ブログで逐一ご報告するには躊躇が残る部分もあるので、あえてぼかしている箇所もあります。ご容赦ください。

 

4.意見交換、Q&A

・参加者からの質問(それぞれ異なる人ですが、まとめて〔Q〕で表示します)に対し、代田常務とカンさんがそれぞれ答えてくださいました。

〔Q〕カンさんの青い本を持っているが、内容が少々古い。新しい本は出さないのか?

〔K〕昨年電子出版をした「ラクして増やそう!バラつみ投資」という、380円の本がある。最新の状況に合わせた本になっているので、そちらをお読み頂きたい。

〔Q〕投資信託で買っている株式の株主優待はどう処理しているのか。

〔S〕換金可能なものは全部、管理会社がチケット業者を集めて売却している。但し、株式数に比例して増えるのはJALANAなどだけ。他の株式は株式数が増えても優待の上限が決まってくる。チケット業者の選択にあたってはコンペをしている。チケットの売却により得た利益はもちろんファンドに戻しており、ふところに入れてしまうようなことは一切ない(※強調されていたので、特記します)。なお、実際に運用会社が実際どのようなことをやっているかは個人投資家にはわかりにくいので、これを見てもらうために、カンさんの案内でツアーをするという企画なども考えている。

〔Q〕Slimに新しい事項はないのか。

〔S〕全世界株式のファンドで、既存のファンドの合成ではなく、今までにないものを作りたい。

〔Q〕直販のスケジュールは?

〔S〕準備は進めているが、まだ未定。マネーロンダリング対策などをやっている。

〔Q〕直販(検討中)とそれ以外の顧客をどう分けているのか。

〔S〕投信の顧客の7割以上は50歳代以降。直販で狙っているのはもう少し若い世代。仕事を持って働いている現役世代で学資保険しか入っていなかったような人。

〔K〕コツコツ貯蓄はできるが、それ以外は学資保険、年金保険に入っている人。外貨建て保険に入ってしまうような人を対象とするということか。

〔S〕そう。

〔Q〕信託報酬は下がりきったので、どの投信を選ぶかは、トラッキングエラーの違いになると思うが、どうか。

〔S〕マザーファンドの規模が大きいほうがトラッキングエラーが小さくなる。また、毎日キャッシュフローが生じるか、たとえば、1億円入ったとしてポートフォリオの構造をどこまで細かく再現するかの問題である。質問者に質問するが、トラッキングエラーが小さいのとリターンが大きいのとどちらがいいか。

〔Q〕トラッキングエラーが小さいほうがいい。

〔S〕トラッキングエラーが生じる2大理由は、キャッシュフローと指数の銘柄入れ替え。例えば、トラッキングエラーを小さくしたいのであれば指数入れ替えの当日に売買をすることになる。しかし、指数入れ替え前に買ったほうがリターンは高くなる可能性が高い。

〔K〕指数の連動は自動でやっているのか、アートでやっているのか。

〔S〕これはあくまでも私見であり会社の意見ではないが(※すごく強調されていたので特記します)、アートでやっている。世界的な潮流としては、例えばバンガードでは、ファンドマネージャーを1人雇用するよりもシステムエンジニアを4人雇用するという形を採用しているが、うちはそうではない。(※第4部はここで終了)

 

5.懇親会及び感想

・ブロガーは全体で20~30人位参加していて、女性はその3割程度でした。7~8人はいたかと。Wakabaさんが今回のミーティングについて何度もTweetしてくださったおかげだと思います。ありがとうございます。

 ・MUAMの社員の方は10人以上いらしたように記憶しています。ブロガーミーティングにかけるMUAMの熱い思いが伝わってきました。月末の金曜日の夜なのに、ありがとうございます。

・MUAMでは、積立投資を社内でも広めるために、推進策をとっているそうです。

・カンさんは、個人投資家に「あなた以外に、周囲に積立投資している人はいますか?」と質問されていました。いない、というのが私も含め皆の答えでした。中には、投資をしている、と言ったらギャンブル扱いされてしまったという方や、ご親族がリスクの高い商品を申し込みそうになったという方も(涙)。積立投資への道は、なかなか遠いのですね。今後も、お互いがんばりましょうね~。

・カンさん案内によるMUAMのツアー、是非とも実現して頂きたいです!参加もしてみたいです!どのようなバックグラウンドの方がどのような作業をされているのか、背景が分かると、投資家としてもより安心して運用をおまかせできるように思います。

 

以上、ご報告でした。長文をお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

三菱UFJ投信第2回ブロガーミーティングに参加しました(その2)

こんにちは。にこいちです。9月28日に開催された、三菱UFJ投信(MUAM)第2回ブロガー・ミーティングの参加報告の続きです。式次第の2部と3部を今回ご紹介致します。メモできたのは、発言の6~7割程度であり、聞き漏らし・間違いもあるかと思いますが、ご容赦頂ければ、と存じます。

 

2.MUAM社員によるディスカッション「eMAXIS Neoシリーズの設定について

・式次第1のプレゼンテーションを担当された社員Aさんが担当社員BさんとCさんに質問をするという形で進行がなされました。

・資料として、Neoのパンフレットが配布されました。

〔A〕Neoは、アクティブ、テーマから入る投資もあるのではないかと考え、導入した。以下、Kensho社の哲学や誰のための指標なのか、を説明する。Kensho社は2013年に設立されたテクノロジー・カンパニーであり、9割がエンジニアの会社である。アセマネビジネスに参入を検討していた、GoogleFacebookAppleの出身者が集まって作った。ディープラーニング自然言語処理に強みを持っている。ヘッジファンドに独占されていた技術を一般に広めること(=金融の民主化)を目指している、とのこと。

〔A〕Neoは、S&P500を上回ることができるのか?

〔B〕まだ成長期待がある分野にフォーカスしており、S&P500を上回ることを期待している。

〔C〕Neoで選択した技術は、第4次産業革命の要素技術と考えている。Kensho社の方とは実際に会い、同社のインデックスの導入を決めた。現在、Kensho社はS&P社に買収され、100%子会社となっている。今後、Kensho社が作ったインデックスが伝統的なインデックスに取り込まれていくのではないかと考えている。

〔A〕自分は40歳を過ぎ夢がなくなってきたからかもしれないが(笑)、リスク・リターンが気になる。どうみればよいか。

〔B〕(従来型のインデックスファンドと比較すると)リスクは高くなる。

〔C〕全く分散化されていないポートフォリオを買うことになる。産業が未成熟であることもあり、ボラタイルである。産業のサイクルが新しいセクターにもあてはまり、ステーブルな動きではないと思われる。しかし、だんだんと安定していくことを想定している。

〔A〕分散の要件を満たさないため、NeoはつみたてNisaには認定されないインデックスであるが、その点をどう考えるか。

〔C〕長期投資に向いていないわけではないと考える。

〔B〕今後伸びていく産業をピックアップし、新しい投信を作っていく。

〔A〕今後も新しい投信を作っていくのか?

〔C〕S&P社とKensho社が新しいインデックスを作っている。今後も、このような世界的な流れができていくと思う。

〔A〕友達に自慢するために、自分はNeoを3種類とも買ってみようかと思っている(笑)。(※第2部はここで終了)

 

3.カン・チュンドさんと代田常務の対談

〔S〕カンさんとは、東証に呼ばれて「ETFはいいよ」という話をして以来の仲。

〔K〕一般NISAとつみたてNISAの違いであるが、端的にいえば、一般は(非課税期間が)5年、つみたては20年、ということ。一般のほうについては、2019年になって売ろうとしている人が出てきている。個人的にはつみたてNISAを勧めている。腰を据えて投資してほしい。

〔S〕分配金の出ないファンドのほうが非課税の恩恵を受けられると思うが、どうか。

〔K〕そのとおり。果実を食べてしまって木が育たない状態。

〔S〕Neoについてはどう思うか。

〔K〕(テーマの一つである)宇宙開発に興味がある。但し、宇宙開発といっても(出発から他の星の開発までと)幅広く、瞬間的なビジネスで、投資期間が限定されているのではないか、と思う。

〔S〕昨年一番資金を集めたのは外国株式でテーマ型のファンド。(今回のNeoのようなものは)関心があって買いたいと思う人もいると思う。現在、時代が変わってくるという局面であり、アクティブvsパッシブという形にこだわらなくてもいいのではないか。

〔K〕Neoは、ルール化されたアクティブ・インデックスというようなものか。元来のアクティブよりもコストが低減できるというメリットがあると思われる。

〔S〕従来型のインデックス、スマート・ベータと来て、これが第3の波となると考えている。ところで、最近、「貯蓄感覚で積立をやる」ということが話題になっているようだが、どう考えているか。

〔K〕「貯蓄感覚で積立をやる」ということについては、Twitterで議論になった。自分としては、積立投資をスタートするときに「貯蓄感覚」とでも言わないと、何十万人何百万人もスタートを切れない人がおり、まずはスタートしてみるのがよいと考えている。

〔S〕いかに(認知の行き届いていない)6割の人につみたてNISA、投資信託にふれてもらうかが大切。リスクのことを考えすぎても考えなさすぎてもだめ。

〔K〕定期・低額で小さく始め、小さなお金を入れ続けていくと、途中で失敗できる。自分に向いてない、と思ったら、途中で止めてもよい。今は口座から自動的に投資信託を買ってくれる仕組みがある。途中で向いていないと思ったら途中退場できる自由がある。

〔S〕投資理論における正解と実際の違いがある。期待リターンを最大化するには、金額×期間が大事。山崎元さんがおっしゃっていることは理論的には正しい(※ここの文脈がいまいち分からず、メモに取り切れていないため、割愛します。)。

〔K〕理論的には60%位の正しさであっても、始められる方法を選択したほうがよいのではないか。泳ぎ方など、物事を習得するときにはコツコツと続けることが大切。

〔S〕行動経済学的アプローチによると、マーケットをよく見れば見るほど、投資するリスクをとれなくなってしまう、とうことがよく言われている。

〔K〕自動引き落としによる積立とは、自分でお金をコントロールする余裕をなくすこと。毎日・毎月一定額を仕組みが買ってくれるので、投資信託の値段が気にならなくなる。いい意味でのいい加減さが育ってくれる。

〔S〕「貯蓄感覚」で問題となるのは、リスクについてもっと説明すべきという話なのか。

〔K〕そう。

〔S〕投資のリスクを抑えるため、後悔の割合を減らすために、(ストレスフリーの)積立が大切。

〔K〕価格変動があり損失を被るのが、投資の本質。積立だと毎回投資に向き合うことになる。下がれば下がるほど投資できる口数が増えるということを体感できる。

〔S〕投資家のリターンとファンドのリターンは異なるということか。

〔K〕そう。価格が下がってきた時に、下落を楽しめるか。M的な世界だと思う。継続して投資元本が積み上がっていくことと投資に慣れていく(=成熟度が高まる)プロセスが一致している。これが、積立投資のメリットではないかと思う。(※第3部はここで終了)

 

〔感想〕第2部は、熱意あふれるディスカッションでした。が、Neo自体がどうかと問われると、信託報酬が年率0.7776と(ヒット商品の)Slimよりもだいぶ高く、個人的には、正直、微妙な商品です・・・。Neoよりも、従来のeMAXISの商品について、投資家に対する説明をより充実させたり、途中償還にならないような努力や、万が一途中償還になってしまった場合の対応策(いったん換金することなく他の商品への乗り換えができるとか)を充実して頂いたほうがうれしいです。第3部は、近年のTwitter議論を踏まえた熱い対談で面白かったです。私は、最低1冊でも本を読んで勉強してから投資したほうがよいと思っていますが、1月数百円から数千円程度(=学生の1ヶ月のお小遣いレベル)であれば、勉強と投資が同時並行でもやむをえない、次善の策かな、と思います。